Longevity Clinic

Longevity(ロンジェビティ)は、長寿を意味する言葉です。

当院が掲げているのは、「長く生きること」ではなく、「動ける状態で長く過ごすこと」です。

健康寿命の最長化——これが、当院のモットーです。

平均寿命と健康寿命には、差があります

平均寿命は、生まれてから亡くなるまでの平均的な年数です。

健康寿命は、日常生活に制限なく過ごせる期間を指します。

この2つには、差があります。

つまり、人生の終盤に、日常生活に何らかの制限を抱えて過ごす期間が存在するということです。

当院が向き合っているのは、この差です。

何が、その差をつくるのか

日常生活に制限が生じる原因は、いくつかに分かれます。そのうち、運動器(骨・関節・筋肉)に関わるものが、大きな割合を占めることが知られています。

  • 転んで、骨を折る
  • 関節が変形して、歩けなくなる
  • 背骨が曲がって、姿勢が保てなくなる
  • 筋力が落ちて、動けなくなる

そして、これらの多くは、ある日突然起こるのではありません。

何年も前から、少しずつ進んでいます。

だからこそ、早い時期から関われることがある——これが、当院の出発点です。

「老化を止める」とは言いません

このページで、はっきりお伝えしておきたいことがあります。

老化そのものを止めることはできません。

年齢とともに、骨は弱くなり、軟骨はすり減り、筋肉は落ち、皮膚は変化します。これは、避けられません。

当院がお伝えしているのは、そういう話ではありません。

進み方は、変えられます。

  • 骨密度は、測って、対策を取ることで、減り方が変わります
  • 関節の変形は、体の使い方を変えることで、進み方が変わります
  • 筋力は、何歳からでも増やせます
  • 皮膚の状態は、日々のケアと紫外線対策で、5年後10年後が変わります

「時間を巻き戻す」のではなく、「今から先の傾きを変える」。

これが、当院の考える Longevity です。

過大な期待を持っていただく必要はありません。 できることと、できないことを、はっきりお伝えします。

4つの領域を、時間軸で組み立てます

当院には、整形外科・リハビリテーション・再生医療・皮膚科・美容皮膚科があります。

これらは、別々のものではありません。 同じ人の、違う時期に必要になるものです。

症状が出る前

  • 骨密度の測定:折れる前に知っておく
  • 体成分の測定:筋肉の量と左右のバランス
  • 紫外線対策:今日の分が、10年後に効きます
  • 日々のスキンケア

症状が出始めたとき

  • 痛みの原因を確かめる(診察・検査)
  • リハビリテーション:なぜそこを痛めたのかを、体の使い方から見直す
  • 皮膚科での治療

この時期にきちんと対応できるかどうかが、その後を大きく左右します。

進んできたとき

  • 保存的な治療を、十分に行う
  • それでも難しい場合の選択肢として、再生医療
  • 手術が必要な場合は、適切な医療機関へご紹介

そのあとも

  • 手術後のリハビリテーション
  • 骨粗鬆症の治療を、年単位で続ける
  • 転ばない体を保つ
  • 皮膚の状態を維持する

「治して終わり」ではなく、「その先も続く」——これが、時間軸で組み立てるということです。

見た目のことも、切り離しません

「健康寿命の話に、美容は関係あるのか」と思われるかもしれません。

関係があると考えています。

人と会うのが億劫になる。写真に写りたくない。外に出る回数が減る。

これらは、活動量の低下につながります。 そして活動量が減れば、筋力も、骨も、影響を受けます。

「見た目を気にするのは、健康と別のこと」ではありません。

当院に美容皮膚科があるのは、そういう位置づけです。

ただし、順番があります。 まず、それが治療の対象になるものかどうかを確かめます。 詳しくは保険診療と自由診療の違いをご覧ください。

何歳から始めればよいか

「もう手遅れでは」というご質問を、よくいただきます。

そんなことはありません。

  • 筋力は、高齢になってからでも増やせることが知られています
  • 骨粗鬆症の治療は、始めた時点から効果が期待できます
  • 紫外線対策は、これから浴びる分を減らせます
  • 体の使い方は、何歳でも変えられます

過ぎた時間は戻せません。しかし、これから先の傾きは変えられます。

そして、早いほうが選択肢は多くなります。

「まだ困っていないから」という時期にこそ、できることがあります。

年代ごとの考え方は、ライフステージ別の通い方をご覧ください。

数字で見ておくことに、意味があります

体の変化は、自覚しにくいものです。

痛みが出るころには、すでに何年も前から進んでいることがほとんどです。

だからこそ、数字で見ておくことに意味があります。

骨密度

折れるまで、自覚症状がありません。 一度測っておけば、現在地が分かります。 そして治療を始めた場合、効いているかを確かめるために測り直します。

体成分(筋肉量・左右差)

体重だけでは分かりません。 どこの筋肉が落ちているか、痛みをかばって左右差が出ていないか——これは数字で見ると明らかになります。

そして、数字は続ける動機になります。

リハビリやトレーニングは、効果が実感しにくい時期があります。そのとき、数値が少し動いていることが分かると、続けられます。

変化を見るには、比べる相手が要ります

一度測っただけでは、増えているのか減っているのかが分かりません。

同じ項目を、期間をあけて測り直す。 そこで初めて、傾きが見えます。

「今日の数値」より、「去年と比べてどうか」のほうが大切です。

何もしない、という選択もあります

すべての方に、何かをおすすめするわけではありません。

  • 測ってみたら、問題がなかった → そのまま様子を見ていただきます
  • 今すぐ対応する必要がない → 時期を待ちます
  • 生活を変えるほうが先 → 薬を出さないこともあります

「せっかく来たのだから、何かしましょう」という進め方は、していません。

とくに自由診療については、その場で決めていただく必要はありません。

「今回は見送ります」で、まったく構いません。

何もしないという判断も、確かめたうえでの判断であれば、価値があります。

ご家族で

同じ場所に、整形外科と皮膚科があります。

膝が痛いお父さま、肌の相談をしたいお母さま、部活でけがをしたお子さん、骨密度が気になる祖父母——別々の医院を回る必要がありません。

そして、ご家族の変化も、同じ場所で見ていくことになります。

詳しくはご家族での受診のすすめをご覧ください。

よくあるご質問

Q. 具体的に、何をするのですか?
特別なプログラムがあるわけではありません。 通常の診療、検査、リハビリテーション、皮膚科の治療——それらを、時間軸を意識して組み立てるという考え方です。

Q. 症状がなくても受診できますか?
できます。 骨密度の測定、体成分の測定などをご希望の方はご相談ください。

Q. サプリメントは必要ですか?
必要とは限りません。 食事で足りていれば、それで構いません。必要かどうかを確かめたうえでご説明します。

Q. 費用はどのくらいかかりますか?
内容によります。 保険診療で行えるものと、自費になるものがあります。詳しくは料金案内をご覧ください。

Q. 「アンチエイジング」とは違うのですか?
当院では、老化を止めるとは申し上げていません。 進み方を変えること、そして動ける状態を保つことを目標にしています。

この治療を受けられる前に(費用・リスク・自由診療について)

このページでご案内している治療のうち、次のものは自由診療(保険適用外)です。ご検討の前にご確認ください。

  • PRP療法:自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、白血球除去型PRP(PRGF-Endoret®)110,000円/回(計3回が標準)、高用量PRP(Angel™ HD-PRP)330,000円/回(いずれも税込)。料金は1部位ごとに発生します(例:両膝にPRGFを3回で660,000円)。別途、MRI評価・血液検査の費用がかかります。主なリスクは注射部位の一時的な痛み・腫れ・熱感・内出血で、感染等のリスクは低いとされますがゼロではありません。治療効果には個人差があります。用いるPRP調製システムはいずれも国内で承認・認証を受けた医療機器です(Angel™ cPRP System 承認番号 30500BZX00054000/PRGF-Endoret® 認証番号 30500BZI00007000)。
  • 幹細胞治療(MFAT・培養幹細胞):自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、MFAT 600,000円(1部位)/990,000円(2部位)、培養幹細胞治療 総額 2,200,000円(いずれも税込)。培養幹細胞治療は上記が総額で、MFATは別途、診察・検査の費用がかかります。症例によって追加の検査費用が必要となる場合がございます。主なリスクは脂肪採取部位の痛み・腫れ・皮下出血、関節投与後の腫れ・熱感、麻酔によるアレルギー(まれ)、培養工程での資材に伴うアレルギー(まれ)です。治療効果には個人差があります。MFATの調製には国内で承認を受けた高度管理医療機器「LIPOGEMS O キット」(承認番号 30400BZX00092000)を用います。なお、培養に用いる資材には国内承認を受けていないものを使用する場合があります。
  • 入手経路・国内の承認状況:いずれも国内の正規流通経路で導入しています。医師の個人輸入は行っておりません。くわしくは当院の自由診療についてをご覧ください。

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