ほくろ・いぼ取り|見た目を整える美容治療
「顔や首にあるほくろの見た目が気になる」「昔からあるいぼだけれど、位置的に人目が気になる」——そうしたお悩みに対して、当院では美容目的でのほくろ・いぼの除去をご案内しています。
ただし、ほくろやいぼには良性で経過を見て問題のないものと、医学的な精査や保険診療での対応が必要なものが混在しています。当院では美容目的の除去をご希望の場合でも、まず皮膚科専門医が診察し、良性であることを確認したうえで治療方法をご提案します。
診察の結果、経過観察や保険診療での対応が望ましいと判断された場合は、皮膚科(保険診療)としてご案内します。
※美容目的の除去は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があります。
まず皮膚科専門医の診断が前提です
ほくろ(色素性母斑)やいぼ(疣贅)は、見た目が似ていても性質はさまざまです。多くは良性でそのままで問題のないものですが、大きさ・形・色・ふちの形状などに変化がみられる場合、自己判断で「美容目的の除去でよいか」を決めることはおすすめできません。
当院では、美容目的でのほくろ・いぼ除去をご希望の方にも、まず視診やダーモスコピー(拡大鏡による観察)などによる診察を行い、良性かどうかを確認しています。診察の結果、次のように対応が分かれます。
- 良性で長期間変化がなく、見た目のお悩みとして除去を希望される場合:このページでご説明する、美容目的の除去(自由診療)の対象となります。
- 大きさ・形・色などに変化がある場合や、医学的に精査・切除が必要と判断される場合:保険診療での対応が適しています。皮膚のできもの・皮膚腫瘍、いぼ・水いぼのページもあわせてご覧ください。
見た目が気になるからといって、診察を受けずに美容目的の除去を先に検討することはおすすめできません。まず専門的な診察を受けていただくことが、安全に治療を進めるための第一歩です。
こんなお悩みに
美容目的のほくろ・いぼ除去は、次のようなお悩みに用いられています。
- 顔や首、体にあるほくろの見た目が気になる
- 長年変化のないいぼだが、見えやすい部位にあり人目が気になる
- 化粧をしてもほくろが目立つ、眼鏡やマスクが触れる部位にあり気になる
- 小さく盛り上がったほくろ・いぼが、衣類やアクセサリーにひっかかる
これらはいずれも、診察のうえで良性であることが確認できたものが対象です。精査や切除が医学的に必要と判断されたほくろ・いぼについては、保険診療でご案内します。
治療方法について(電気メス・レーザーなど)
美容目的のほくろ・いぼの除去には、いくつかの一般的な方法があります。当院では、ほくろ・いぼの大きさ・深さ・部位などに応じて、適した方法をご提案しています。
- 高周波メスによる焼灼:局所麻酔を行ったうえで、高周波メス(エルマン社 サージネクサス)を用いて、盛り上がった組織を少しずつ削るように焼灼していく方法です。出血が少なく、盛り上がりのあるほくろ・いぼの除去によく用いられます。
- レーザーによる蒸散:レーザーの熱エネルギーを用いて、組織を少しずつ蒸散させていく方法です。比較的小さく、表面に近いほくろ・いぼに用いられることがあります。
どちらの方法も、糸で縫って傷を閉じる切除縫合とは異なり、皮膚の表面から組織を少しずつ取り除いていく方法です。縫合を伴う切除に比べて傷あとが目立ちにくいとされていますが、ほくろの組織が皮膚のより深い部分まで及んでいる場合、一度の治療で完全に取りきれないこともあります。どの方法が適しているかは、ほくろ・いぼの大きさや深さ、部位、これまでの経過をふまえて、診察のうえでご提案します。
※美容目的のほくろ・いぼ除去は自由診療(保険適用外)です。費用は料金一覧をご覧ください。効果には個人差があります。
施術の流れ
- 診察(視診・ダーモスコピーなど):皮膚科専門医が、ほくろ・いぼの状態を確認します。良性であることを確認したうえで、美容目的の除去が適しているかをご提案します。
- 治療方法のご説明:電気メス・レーザーなど、部位や状態に応じた方法と、おおよその経過、リスクについてご説明します。
- 局所麻酔・施術:局所麻酔を行ったうえで、電気メスやレーザーを用いてほくろ・いぼの組織を除去します。
- アフターケアのご説明:施術後のケア方法、保護テープの使い方、紫外線対策などについてご説明します。
治療は基本的に日帰りで受けていただけます。範囲や本数によって所要時間は異なります。
ダウンタイム・経過
施術後は、次のような経過をたどることが一般的です。
- 施術当日から数日は、赤みやかさぶたができます。
- かさぶたは、通常1〜2週間程度で自然にはがれます。無理にはがさず、自然にとれるまで待つことが大切です。
- かさぶたがとれたあとの皮膚は、赤みや色素沈着(茶色っぽい色残り)を伴うことがあり、落ち着くまでに数週間〜数か月かかることがあります。
- 施術部位は紫外線の影響を受けやすくなるため、日焼け止めなどの紫外線対策が大切です。
- 部位や体質によっては、傷あとやくぼみとして残ることもあります。
こすったり、かさぶたを無理にはがしたりすると、色素沈着や傷あとが目立ちやすくなることがあります。施術後は、患部をこすらないよう注意してお過ごしください。気になる反応があった場合は、我慢せずご相談ください。
再発の可能性について
電気メスやレーザーによる除去は、皮膚の表面から組織を少しずつ取り除いていく方法です。そのため、ほくろのもとになる細胞(母斑細胞)が皮膚の深い部分にわずかに残ることがあり、時間の経過とともに、同じ場所にほくろがうっすらと再び現れてくることがあります。
いぼについても、原因となるウイルスが周囲の皮膚に残っていると、近くに新たないぼができたり、同じ場所に再発したりすることがあります。再発した場合は、あらためて診察のうえで、追加の治療についてご相談いただけます。
また、美容目的の除去では、取り除いた組織を病理検査に提出しないことが一般的です。そのため、除去後に見た目が変化した場合や、再びできてきたほくろの状態が気になる場合は、自己判断せず、あらためて診察を受けていただくことをおすすめします。精査が必要と判断された場合は、病理検査を伴う保険診療での切除をご案内することがあります。
こんな方に向いています/受けられない方(禁忌)
美容目的の除去が向いている方
- 診察の結果、良性で長期間大きな変化のないほくろ・いぼがある方
- 見た目のお悩みとして除去を希望される方
受けられない方・慎重な判断が必要な方
- 診察の結果、大きさ・形・色などに変化がみられ、精査や保険診療での対応が望ましいと判断された方
- 妊娠中の方
- 施術部位に炎症・感染がある方
- ケロイド体質(傷あとが盛り上がりやすい体質)の方:傷あとが目立ちやすくなる可能性があるため、慎重な判断が必要です
- そのほか、皮膚の状態やご病気によって医師が適さないと判断した場合
適応の可否は、診察のうえで医師が判断します。
※美容目的のほくろ・いぼ除去は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があります。
よくあるご質問
Q. 保険の凍結療法(液体窒素)との違いは何ですか?
液体窒素による凍結療法は、いぼの治療として保険診療で広く行われている方法です。一方、当院で行う美容目的の除去(電気メス・レーザーなど)は、見た目の仕上がりを重視した自由診療です。いぼの種類や部位、ご希望によって適した方法は異なりますので、診察のうえでご案内します。
Q. 傷あとは残りますか?
程度の差はありますが、傷あとが残る可能性があります。傷あとの状態は、ほくろ・いぼの大きさや部位、体質によって異なります。事前の診察で、方法や経過について詳しくご説明します。
Q. 一度の治療で取りきれますか?
大きさや深さによっては、複数回の治療が必要になることがあります。回数の目安は、診察のうえでご説明します。
Q. 病理検査はしてもらえますか?
美容目的の除去では、組織を焼灼・蒸散させる方法が中心となるため、病理検査には提出しないことが一般的です。悪性の可能性が少しでも疑われる場合は、病理検査を伴う保険診療での切除をご案内します。
Q. 子どものいぼも診てもらえますか?
いぼ(ウイルス性疣贅)はお子さまにもよくみられます。お子さまのいぼは保険診療での治療が基本となりますので、いぼ・水いぼのページもご覧ください。
料金(税込)
| メニュー | 区分 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| ほくろ・脂腺増殖症(顔) 2mm未満 | 8,800円 | |
| ほくろ・脂腺増殖症(顔) 2mm以上4mm未満 | 11,000円 | |
| ほくろ・脂腺増殖症(顔) 4mm以上6mm未満 | 19,800円 | |
| いぼ(顔) 1mmごと | 2,200円 | |
| いぼ(顔) 取り放題(3mm以下・100個まで) | 110,000円 | |
| アクロコルドン 1個 | 2,200円 | |
| アクロコルドン 取り放題(100個まで) | 110,000円 | |
| 稗粒腫 1個 | 1,100円 |
麻酔
| 種類 | 料金(税込) |
|---|---|
| ペンレステープ 1枚 | 330円 |
| 麻酔クリーム(半顔) | 1,650円 |
| 麻酔クリーム(全顔) | 3,300円 |
| 局所麻酔 | 2,200円 |
悪性が疑われる場合は、美容の処置ではなく保険診療での対応となります。 診察のうえで判断します。
すべて税込・自由診療(保険適用外)です。ほかのメニューを含む一覧は美容皮膚科の料金一覧をご覧ください。日本国外にお住まいの方は料金が異なります。くわしくはお問い合わせください。
この治療を受けられる前に(費用・リスク・自由診療について)
- 自由診療である旨・費用:美容目的のほくろ・いぼ除去は自由診療(保険適用外)です。費用は美容皮膚科の料金一覧をご覧ください。
- 主なリスク・副作用:施術後の赤み・かさぶた、色素沈着、まれに傷あと・くぼみが残ることがあります。ほくろの深さによっては再発する可能性があります。効果や仕上がりには個人差があります。
- 使用する機器について:ellman社の「サージネクサス」(高周波メス)を使用しています。皮膚科・形成外科の領域で一般的に用いられている機器です。国内の正規流通経路で導入しており、医師の個人輸入は行っていません。
- 医師の判断のもとで行います:施術の可否は、皮膚科専門医が診察のうえで判断します。診察の結果、良性であることが確認できない場合や、精査が必要と判断された場合は、保険診療でのご案内となります。妊娠中の方、施術部位に炎症・感染のある方などは、施術をお受けいただけない場合があります。
適応の可否やご不明な点は、診察時におたずねください。