プルリアル|肌質を整える注入治療

「肌にハリが感じられない」「キメが整わない」というお悩みと、「頬やフェイスラインのボリュームが落ちてきた」「ほうれい線のくぼみが気になる」というお悩みは、どちらも加齢にともなう変化ですが、対処のしかたはまったく異なります。当院では、肌そのものの質を整えることを目的とした注入治療「プルリアル」をご案内しています。くぼみ・ボリューム不足を物理的に埋める「ヒアルロン酸注入(充填)」は、現在導入の準備を進めているところです。このページでは、2つの治療の違いとしくみ、向いているお悩み、施術の流れ、ダウンタイムや受けられない方について、当院での考え方をご説明します。なお、いずれの治療も自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があります。

どんなお悩みに向いていますか

お悩みの内容によって、適した治療は異なります。

プルリアル(肌質改善)が向いている方

  • 肌にハリが感じられなくなってきた
  • キメが粗く、整っていないように感じる
  • 保湿をしても乾燥っぽさが抜けにくい
  • 目もとや口もとなど、皮膚が薄く乾燥しやすい部位が気になる
  • 小じわが気になり始めた

ヒアルロン酸注入(充填)が向いている方

  • 頬のこけ、ボリュームの落ちが気になる
  • ほうれい線のくぼみが気になる
  • フェイスラインのボリューム不足が気になる
  • 加齢にともなう「へこみ」を埋めたい

肌質のお悩みか、くぼみ・ボリュームのお悩みかによって適した治療が変わりますので、どちらが向いているか迷う場合も、まずは診察のうえでご相談ください。

プルリアル(肌質改善の注入)とは

プルリアル

プルリアル(Pluryal)は、ルクセンブルクのMD Skin Solutions社が開発した注入剤で、欧州のCE認証(CEマーキング)を取得しています。ポリヌクレオチド(PN)と、あまり架橋していないタイプのヒアルロン酸を組み合わせた製剤で、肌の保湿・弾力にかかわる部分にはたらきかけ、肌自身がもつ修復力をサポートすることをめざす治療です。

いわゆる「フィラー(ボリュームを足す注入剤)」とは考え方が異なり、しわやたるみを物理的に埋めるのではなく、肌の質そのものを底上げすることを目的とした注入治療です。海外では「バイオスティミュレーター(肌の再生をうながすタイプの注入剤)」と呼ばれる分類に位置づけられています。

プルリアルには、使用する部位に合わせたシリーズがあります。目もと・口もとなど皮膚が薄くデリケートな部位向けに調整された「Pluryal Silk(プルリアル シルク)」と、顔全体や首・デコルテなど比較的広い範囲に用いる「Pluryal Densify(プルリアル デンシファイ)」です。部位や肌の状態によって適したタイプが異なるため、当院では皮膚科専門医が診察のうえで使用するシリーズと必要量をご提案します。

プルリアルは国内では承認されていない製剤です(国内未承認)。国内の正規代理店から購入しており、医師の個人輸入は行っていません。

ヒアルロン酸注入(充填)について|現在、導入準備中です

ヒアルロン酸を注入し、しわやたるみによって生じたへこみ・ボリューム不足を物理的に埋めて整える治療を、一般に「充填」と呼びます。頬のこけ、ほうれい線、フェイスラインのボリューム不足などを整える目的で用いられることが多い治療です。

この治療は、現在当院では行っておりません。導入に向けて準備を進めており、開始が決まりましたらお知らせいたします。

くぼみ・ボリューム不足のお悩みについては、現在ご提供している他の治療(ショートスレッド、XERFなど)でご相談を承っています。どの治療が適しているかは、診察のうえでご提案します。

プルリアルとヒアルロン酸注入(充填)、何が違うのですか

どちらも「注入」という言葉が使われますが、目的も使う場面もまったく異なります。

  • プルリアル(PN注入):肌そのものの保湿力・弾力・キメといった「質」を整えることを目的とした治療です。ボリュームを足すことを主目的とはしていません。
  • ヒアルロン酸注入(充填):しわやたるみで生じたへこみ・ボリューム不足を、物理的に埋めて整える治療です。当院では現在導入準備中です。

同じ「注入」でも、肌質を整える治療と、ボリュームを足す治療とでは役割が異なります。現在当院でお受けいただけるのはプルリアル(肌質を整える治療)で、ボリュームのお悩みについては他の治療も含めて診察のうえでご提案します。

※プルリアル・ヒアルロン酸注入(充填)による治療は、いずれも自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があります。

施術の流れ

  1. カウンセリング・肌診断:皮膚科専門医が肌の状態を診察し、お悩みの内容を確認します。必要に応じてVISIA(肌診断)などでお肌の状態を確認することもあります。
  2. プランのご提案:お悩みや肌の状態に合わせて、プルリアルとヒアルロン酸注入(充填)のどちらが向いているか、使用するタイプ・部位・必要量をご提案します。
  3. 施術:表面麻酔を使用したうえで注入を行います。プルリアルは、範囲にもよりますが目安として30〜60分程度で完了します。ヒアルロン酸注入(充填)は、医師本人が一針ずつ手作業で部位ごとの状態を確認しながら注入を進めます。
  4. アフターケア:施術後のスキンケアや保湿の仕方、日常生活での注意点をご説明します。

治療の回数や間隔は、お悩みの内容や肌の状態によって異なります。診察の際に目安をご説明します。

ダウンタイム・主なリスク

どちらも注射による治療のため、次のような反応が起こることがあります。

  • 注入部位の内出血・腫れ・赤み
  • 注入時のチクチクとした痛みや圧痛(表面麻酔で軽減をはかります)
  • まれに、感染やアレルギー反応が生じることがあります
  • 内出血が出た場合、自然に消えるまで数日〜1週間程度かかることがあります
  • ヒアルロン酸注入(充填)では、注入部位にしこりのような感触や、左右差を感じることがあります

気になる反応が続く場合は、我慢せずご相談ください。当院では皮膚科専門医が施術を行い、施術後の経過もフォローします。

こんな方に・受けられない方(禁忌)

プルリアル・ヒアルロン酸注入(充填)とも幅広い方に検討いただける治療ですが、安全に受けていただくため、次のような方は施術をお受けいただけない、または慎重な判断が必要になることがあります。

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 注入部位に感染症・炎症がある方
  • 製剤の成分に対してアレルギーのある方
  • ケロイド体質など、皮膚の状態によって医師が慎重な判断を要すると考える方
  • そのほか、体調やご病気によって医師が適さないと判断した場合

適応の可否は、皮膚科専門医が診察のうえで判断します。持病やお薬を服用中の方は、事前にお申し出ください。

よくあるご質問

Q. プルリアルとヒアルロン酸注入(充填)、どちらを選べばよいですか?
肌そのもののハリ・キメ・乾燥といった「質」のお悩みにはプルリアルが適しています。頬やほうれい線のくぼみ・ボリューム不足を埋めるヒアルロン酸注入(充填)は現在導入準備中のため、他の治療も含めて診察のうえでご提案します。

Q. ヒアルロン酸注入(充填)はいつから受けられますか?
現在、導入に向けて準備を進めているところです。開始時期が決まりましたらお知らせいたします。

Q. 痛みはありますか?
注入時にチクチクとした痛みを感じることがありますが、表面麻酔を使用したうえで施術を行いますので、負担に配慮しています。感じ方には個人差があります。

Q. どのくらいの頻度で受ければよいですか?
お悩みの内容や肌の状態によって適した間隔は異なります。一度で完結するものではなく、経過を見ながら回数を重ねていくことが一般的です。診察の際に目安をご説明します。

Q. 妊娠中でも受けられますか?
妊娠中・授乳中の方は、いずれの治療もお受けいただけません。安全のため、体調やご妊娠の状況について診察時にお申し出ください。

Q. 料金はどこで確認できますか?
標準的な費用は シルク 2ml(医師手打ち)66,000円/3回コース 178,200円、デンシファイ 2ml(医師手打ち)77,000円/3回コース 207,900円(いずれも税込)。麻酔クリームは別途 3,300円です。そのほかのメニューは美容皮膚科の料金一覧をご覧ください。診察のうえで、必要な範囲・回数の目安とあわせてご説明します。

料金(税込)

メニュー区分料金(税込)
シルク 2ml(医師手打ち)通常66,000円
シルク 2ml(医師手打ち)3回コース178,200円
デンシファイ 2ml(医師手打ち)通常77,000円
デンシファイ 2ml(医師手打ち)3回コース207,900円
麻酔クリーム(オプション)3,300円

すべて税込・自由診療(保険適用外)です。ほかのメニューを含む一覧は美容皮膚科の料金一覧をご覧ください。日本国外にお住まいの方は料金が異なります。くわしくはお問い合わせください。

この治療を受けられる前に(費用・リスク・自由診療について)

  • 自由診療である旨:プルリアル・ヒアルロン酸注入(充填)は、いずれも自由診療(保険適用外)です。費用は美容皮膚科の料金一覧をご覧ください。
  • 主なリスク・副作用:注入部位の内出血・腫れ・赤み・痛みが起こることがあります。まれに感染やアレルギー反応が生じることがあります。ヒアルロン酸注入(充填)では、注入部位にしこりのような感触や左右差を感じることがあります。効果には個人差があります。
  • 医薬品としての承認について:プルリアルは、欧州のCE認証(CEマーキング)を取得した製剤ですが、日本国内では医薬品・医療機器としての承認を受けていません(国内未承認)。同一の成分・性能で国内承認を受けた製品はありません。
  • なお、ボリュームを補う目的のヒアルロン酸注入(レスチレン)は、形成外科・美容外科の診療日(月1回)にご案内しています。そちらで使用する製剤は国内承認済みです。
  • 国内での承認状況:プルリアルは、国内で医薬品・医療機器としての承認を受けていません(国内未承認)。欧州ではCE認証を取得しています。
  • 入手経路:国内の正規代理店から購入しています。医師の個人輸入ではありません。
  • 国内の承認品の有無:同一の成分・性能で国内承認を受けた製品はありません。
  • 医師の判断のもとで行います:施術の可否は、皮膚科専門医が肌の状態を診察したうえで判断します。妊娠中・授乳中の方、注入部位に感染・炎症のある方などはお受けいただけない場合があります。

適応の可否やご不明な点は、診察時におたずねください。

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