再生医療の料金・治療の流れ
「再生医療に興味があるが、費用がどのくらいかかるか分からない」 「PRP療法・MFAT・幹細胞治療のうち、何が自分に合うのか分からない」 「初診からいつ治療を受けられるのか、全体の流れを知りたい」
このページでは、天神トオヤクリニックで提供する再生医療について、料金・治療の流れ・注意事項を整理してご説明します。いずれも自由診療(保険適用外)です。まずは整形外科専門医によるカウンセリング(治療相談)をご利用ください。
日本国外にお住まいの方へ このページの料金は、日本国内にお住まいの方を対象としたものです。海外にお住まいの方は料金が異なります。ご来院前にご予約についてのページからお問い合わせください。
再生医療 料金一覧(税込)
すべての再生医療は自由診療(保険適用外)です。以下の料金はすべて税込表示です。
| カテゴリ | 治療法 | 料金(税込) | 回数・期間 | 入院 |
|---|---|---|---|---|
| PRP療法 | 白血球除去型PRP(PRGF-Endoret®/BTI社) | 110,000円/回 | 3回(7〜10日間隔) | 不要(日帰り) |
| PRP療法 | 高用量PRP(Angel™ HD-PRP/Arthrex社) | 330,000円 | 1回 | 不要(日帰り) |
| PRP療法+MFAT療法 | MFAT+PRP併用療法 | MFAT料金+PRP料金 | 1回(同日製造・即日投与) | 不要(日帰り) |
| MFAT治療 | MFAT 1部位(変形性関節症) | 600,000円 | 1回(採取〜投与 当日完結) | 不要(日帰り) |
| MFAT治療 | MFAT 2部位(例:両膝・膝+股関節) | 990,000円 | 1回(採取〜投与 当日完結) | 不要(日帰り) |
| 培養幹細胞(ADSCs) | 脂肪採取・培養・移植(ADSCs) | 2,200,000円 | 採取→2〜4週間培養→投与 | 不要(日帰り) |
| 脂肪幹細胞バンク | 凍結保存(ADSCs) | 培養幹細胞 治療総額に含む | 2回目以降の採取・培養が不要 | 不要 |
| MRI評価(連携施設) | 3T MRI評価(UNB住吉神社前CL) | 別途発生(受付にてご確認) | 治療前・必要に応じて治療後 | 不要 |
- ※ 培養幹細胞治療の費用は総額 2,200,000円(税込)です。内訳は、治療前 特別外来 10,000円/治療前 スクリーニング検査 90,000円/脂肪採取・細胞培養・細胞移植 2,100,000円です。MRI評価の費用(1部位 30,000円)は総額に含まれず、連携先のUNB住吉神社前クリニックでのお支払いとなります。症例によって追加の検査費用が必要となる場合がございます。
- ※ MRI評価は連携先のUNB住吉神社前クリニック(3T MRI)で行います。費用は1部位 30,000円(税込)で、当院ではなく同クリニックでのお支払いとなります。複数の部位を撮影する場合は、部位ごとに費用がかかります(例:両膝で60,000円)。
- ※ 初診・再診料は別途発生します。詳細は受付にてご確認ください。
- ※ 期待した効果が得られなかった場合でも、返金には応じられません。
- ※ 培養幹細胞治療:脂肪採取後に同意を撤回された場合は、撤回のタイミングにかかわらず治療費を全額請求させていただきます。
- ※ 医療費控除の対象となる場合があります(確定申告の際にご活用ください)。
どの治療が自分に合っている? ― 3段階の治療ステップ
当院では、病態の進行度・治療歴・ライフスタイルに応じて、3段階の治療ステップを設計しています。MRI評価にもとづき、整形外科専門医が適した治療をご提案します。
| ステップ | 対象の目安 | 料金の目安(税込) |
|---|---|---|
| STEP1 PRP療法 | 初期〜中等度の変形性関節症(KL分類1〜3)/腱炎・靭帯損傷・スポーツ障害/まず再生医療を試したい方 | 110,000〜330,000円/回 |
| STEP2 MFAT治療 | 中等度の変形性関節症(KL分類2〜3)/PRPで効果不十分だった方/即日治療を希望する方 | 600,000〜990,000円(部位数による) |
| STEP3 培養幹細胞治療 | 中等度〜高度の変形性関節症(KL分類3〜4)/より多くの幹細胞を投与したい方/細胞バンクで将来にも備えたい方 | 2,200,000円 |
※ 各ステップは独立した治療です。必ずしもSTEP1から順番に行う必要はありません。MRI評価により、STEP2・STEP3から直接ご提案する場合もあります。 ※ MFAT+PRP併用療法は、整形外科専門医が適応を判断したうえで提供します。
治療の流れ 比較一覧(PRP・MFAT・培養幹細胞)
| PRP療法 | MFAT治療 | 培養幹細胞治療 | |
|---|---|---|---|
| 初診・相談 | 診察・MRI評価・治療法の提案 | 同左+MFAT適応・部位の判断 | 同左+スクリーニング検査予約 |
| 同意・検査 | インフォームド・コンセント | 術前血液検査・休薬調整 | 血液検査・感染症検査・MRI |
| 採取・製造 | 採血→院内で約30分製造 | 脂肪吸引(局所麻酔・約60分)→院内処理 | 脂肪吸引・採血→委託施設へ輸送 |
| 投与 | 採血後 約30分で投与 | 採取当日に投与 | 2〜4週間の培養後に投与 |
| フォロー | 1・3・6・12ヶ月後に確認 | 1週・1・3・6・12ヶ月後 | 1週・1・3・6・12ヶ月後(MRI再評価含む) |
| 総通院回数(目安) | 2〜4回 | 2〜4回 | 3〜6回 |
※ 通院回数・所要時間は目安です。症状・治療部位・身体状況により変わります。 ※ 培養中にトラブル(増殖が不十分等)が生じた場合は、スケジュールが変更になることがあります。
① PRP療法の治療の流れ
採血から投与まで最短で当日完結。日帰りで、体への負担が比較的少ない再生医療です。

- 初診・カウンセリング(MRI評価)
- インフォームド・コンセント
- 採血(治療当日)
- PRP製造(院内・約30分)
- 患部への投与(約5〜10分)
- フォローアップ(1・3・6・12ヶ月後)
→ 詳細はPRP療法のページをご覧ください。
② MFAT治療(微小細断脂肪組織)の治療の流れ
ご自身の脂肪の採取から製造・投与まで、採取した当日に完結する「即日の幹細胞治療」です。

- 初診・カウンセリング(MRI評価)
- インフォームド・コンセント・術前検査
- 脂肪吸引(局所麻酔・約60分):腹部・臀部・腰部から皮下脂肪を採取
- MFAT製造(院内・約30分):脂肪を細断・洗浄・精製
- 関節腔内への投与(約10分):採取当日に投与完結(日帰り)
- フォローアップ(1週・1・3・6・12ヶ月後/必要に応じMRI再評価)
→ 詳細は幹細胞治療のページをご覧ください。
③ 培養幹細胞治療(ADSCs)の治療の流れ
脂肪から幹細胞を分離・培養し、高濃度で投与する先進的な再生医療です。2〜4週間の培養期間を経て、品質検査に合格したもののみを投与します。
- 初診・カウンセリング(MRI評価)
- 治療前の検査(血液検査・心電図・感染症検査・MRI)
- 脂肪吸引・採血(手術日):採取した脂肪・血液を委託施設へ輸送
- ADSCs培養(2〜4週間):委託の細胞培養加工施設にて拡大培養・品質検査
- 細胞の解凍・調整(投与当日・院内)
- 関節腔内への細胞投与(約10分・日帰り)
- フォローアップ(1週・1・3・6・12ヶ月後/MRI再評価含む)
術前・術後の注意事項
| 治療 | 術前 | 術後 |
|---|---|---|
| PRP療法 | NSAIDs(消炎鎮痛剤)は血小板機能に影響する可能性。当日の軽い食事は可。 | 2〜3日は長時間入浴・サウナ・激しい運動・飲酒を控える。注射部位が2〜3日腫れる場合あり(正常な反応)。 |
| MFAT治療 | 前日夜21時以降は食事を控える。当日は朝食を取らずに来院。抗凝固薬は1〜2週間前から休薬が必要な場合あり。 | 医師の許可まで入浴はシャワーのみ。術後1〜2週間は採取部位に負担をかけない。 |
| 培養幹細胞治療 | 前日夜21時以降は食事を控える。抗凝固薬の休薬調整。感染症検査陽性の場合は治療に影響することがある。 | 投与後30分〜1時間の安静後に帰宅。数日間は血流を良くする活動を控える。入浴はシャワーのみ(医師の許可まで)。 |
安全性・副作用について
当院の再生医療は、ご自身の血液または脂肪を用いる自己由来の治療です。アレルギー反応・拒絶反応・感染症のリスクは低いとされています。
共通の主な副作用(軽微なもの)
- 注射・採取部位の一時的な痛み・腫れ・熱感(数日〜1週間程度)
- 脂肪採取部位の皮下出血・硬縮(2〜4週間程度で自然に軽快)
- 局所麻酔・静脈麻酔によるアレルギー反応(まれ)
重篤な有害事象について
自己血・自己脂肪を用いる再生医療では、重篤な有害事象の報告は少ないとされています。当院は院内の細胞加工施設で無菌操作・品質管理を行い、安全性に配慮した治療を提供しています。
※ 治療効果には個人差があります。すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。 ※ いずれの治療も自由診療(保険適用外)です。
よくある質問(FAQ)
Q1.初診から治療まで、どのくらいの期間がかかりますか?
PRP療法は初診当日または次回来院時から治療を開始できます。MFAT治療は術前検査の結果を確認後、通常1〜2週間以内に日程を決定します。培養幹細胞治療は、脂肪採取後の培養に2〜4週間が必要なため、初診から投与まで約1〜2ヶ月かかります。
Q2.複数の治療(例:PRP+MFAT)を組み合わせることはできますか?
はい、可能です。当院ではPRP療法とMFATを同日に投与するMFAT+PRP併用療法も提供しています。適切な組み合わせは、MRI評価・症状・進行度をもとに整形外科専門医が判断します。
Q3.複数の関節を同日に治療できますか?
PRP療法・MFAT治療は複数部位の同日治療が可能な場合があります(MFAT 2部位:990,000円)。培養幹細胞治療については診察時にご相談ください。
Q4.MRI評価は必ず必要ですか?
必須ではありませんが、治療の適応・製剤の選択にMRI画像による病態評価が重要です。骨髄病変(BML)の有無や軟骨の状態を確認することで、適した治療を選べます。当院はUNB住吉神社前クリニック(3T MRI)と連携しています。
Q5.ヒアルロン酸注射やリハビリをすでに受けています。再生医療に変更できますか?
はい、可能です。改善が不十分な場合は、PRP療法・MFAT治療の良い適応となることがあります。なお、保険診療と自費診療の同日治療はできません。詳細は診察でご相談ください。
Q6.治療後はすぐに運動・仕事ができますか?
PRP療法は投与後数日は激しい運動を控えることを推奨していますが、デスクワーク等は当日から可能なことが多いです。MFAT・培養幹細胞治療は脂肪採取を伴うため、術後1〜2週間は採取部位への負担を避けてください。スポーツ復帰の目安は整形外科専門医にご相談ください。
Q7.費用の支払い方法は?分割払いはできますか?
現金・各種クレジットカードに対応しています。分割払いの可否は受付にてご確認ください。医療費控除の対象となる場合がありますので、確定申告の際にご活用ください。
Q8.治療を途中でやめることはできますか?
いつでも中止できます。ただし培養幹細胞治療において脂肪採取後に同意を撤回された場合は、撤回のタイミングにかかわらず治療費を全額請求させていただきます。詳細は同意書にてご確認ください。
費用と所要期間の一覧
- PRP療法(PRGF・Angel HD-PRP):110,000〜330,000円・採血当日に投与・日帰り
- MFAT治療:600,000〜990,000円・脂肪採取当日に製造・投与完結・日帰り
- 培養幹細胞治療(ADSCs):2,200,000円・採取から2〜4週間後に投与・日帰り
- MFAT+PRP併用療法:両料金の合算・同日製造・即日投与
- いずれも整形外科専門医が担当し、3T MRI評価・理学療法士との連携のもとで提供します
まずはお気軽にご相談ください。
この治療を受けられる前に(費用・リスク・自由診療について)
当院の再生医療は、いずれも自由診療(保険適用外)です。
- ① 自由診療である旨と標準的な費用:上記料金一覧のとおり(すべて税込)。別途、MRI評価・血液検査等の費用が発生する場合があります。
- ② 主なリスク・副作用:注射・採取部位の痛み・腫れ・熱感・内出血、麻酔によるアレルギー反応(まれ)など。治療効果には個人差があります。各治療の具体的なリスクは各詳細ページに記載しています。
- ③ 未承認の医療機器を用いる場合がある旨:PRPの調製に用いるシステムは、いずれも国内承認・認証済みです(Angel™ cPRP System 承認番号 30500BZX00054000/PRGF-Endoret® 認証番号 30500BZI00007000)。一方、MFATの調製に用いる「LIPOGEMS O キット」も国内承認済みです(承認番号 30400BZX00092000)。
- ④ 入手経路・国内の承認状況:いずれも国内の正規流通経路で導入しており、医師の個人輸入は行っておりません。詳細は各詳細ページおよび当院の自由診療についてをご覧ください。