家族で通えるかかりつけ皮膚科
肌のトラブルは、年齢によって現れ方が大きく変わります。赤ちゃんの時期には湿疹やあせも、お子様になると水いぼやとびひ、思春期にはにきび、働く世代になるとかぶれやじんましん、そしてご高齢になると乾燥や帯状疱疹、いぼといったように、ライフステージごとに気になる症状は移り変わっていきます。当院は、皮膚科専門医が保険診療を基本として、赤ちゃんからご高齢の方まで幅広い世代の皮膚トラブルに対応する皮膚科外来です。ご家族お一人お一人の症状に合わせて診察するのはもちろん、ご家族みなさまが同じクリニックに通っていただけることも、当院の特徴のひとつです。このページでは、世代別によくある肌のお悩みと、当院での考え方をご紹介します。
赤ちゃんからご高齢の方まで、ご家族みなさまで通っていただけます
皮膚科は、小さなお子様からご高齢の方まで、あらゆる年代の方がお世話になる診療科です。ご家庭の中でも「下のお子様は湿疹、上のお子様はにきび、ご自身はかぶれ、ご両親は帯状疱疹やいぼ」というように、同じ時期にご家族それぞれが違う肌トラブルを抱えることも珍しくありません。
そんなとき、症状ごとに違う医療機関を探すのは負担が大きいものです。当院では、ご家族みなさまが同じ皮膚科に通っていただくことで、通院の手間を減らすとともに、ご家族の肌質の傾向やこれまでの経過を踏まえた診療がしやすくなるというメリットがあります。お子様の付き添いのついでにご自身の肌の相談をする、といった通い方も可能です。
当院の特徴
当院の皮膚科専門医は、福岡市立こども病院で小児皮膚科の診療にあたってきた経験があります。3人の子どもを育てる母親でもあり、お子様の診療では「話しやすい」「相談しやすい」というお声をいただくことが多く、日々の生活に即したスキンケアや外用薬の使い方など、実践的なアドバイスを心がけています。もちろん、お子様に限らず、働く世代の方やご高齢の方の診療でも、同じ姿勢で一人ひとりの生活に合わせたご説明を行っています。
世代別に見る、よくある肌のお悩み
肌のトラブルは世代によって特徴的な傾向があります。ご家族それぞれの世代で、どのような症状が多いのかをまとめました。気になる症状がある場合は、下記の各ページもあわせてご覧ください。
赤ちゃん・お子様の肌トラブル
赤ちゃんの時期は、乳児湿疹やあせも、おむつかぶれなど、皮膚のバリア機能が未熟なことによるトラブルが多く見られます。お子様になると、アトピー性皮膚炎やじんましん、水いぼ、とびひといった症状での受診が増えてきます。かゆみが強く夜眠れない、園や学校生活に支障が出ているといった場合は、早めのご相談をおすすめします。
思春期のお肌の変化
思春期になると、ホルモンの変化にともなって皮脂の分泌が増え、にきびに悩まれる方が多くなります。にきびは「体質だから仕方ない」と思われがちですが、適切な治療で改善が期待できる皮膚疾患です。跡が残る前に、早めにご相談いただくことをおすすめしています。
働く世代の肌トラブル
働く世代の方では、金属や化粧品、汗などによるかぶれ(接触皮膚炎)、突然の発疹やかゆみが出るじんましん、皮膚にできるしこりや腫瘤(できもの)などでの受診が多くなります。生活習慣の乱れや紫外線の影響による肌荒れ、赤みが気になるという方も少なくありません。保険診療での治療が基本ですが、赤みや毛穴、にきび跡など美容面のお悩みについては、必要に応じて自由診療のご相談もお受けしています。
※美容皮膚科でのご相談・施術は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があります。
シニア世代の肌トラブル
年齢を重ねると、皮膚の乾燥による皮脂欠乏性皮膚炎(かゆみを伴う乾燥肌)、帯状疱疹、いぼ、皮膚にできるできもの(皮膚腫瘍)などでの受診が増えてきます。とくに帯状疱疹は、痛みを伴う神経の症状が残ることがあるため、早期の治療が大切です。皮膚にできたできものについては、自己判断せず、一度診察を受けていただくことをおすすめします。
保険診療を基本に、必要に応じて美容のご相談も
当院の皮膚科は、保険診療を基本としています。湿疹・アトピー性皮膚炎・にきび・じんましん・いぼ・帯状疱疹といった皮膚の病気は、まず保険診療でしっかりと治療することを大切にしています。
そのうえで、しみ・そばかす・毛穴・たるみ・にきび跡といった、保険診療の範囲では対応がむずかしいお悩みについては、自由診療の美容皮膚科メニューでのご相談もお受けしています。カウンセリングでは肌の状態を撮影して確認できる機器(VISIA)を用いた肌診断も行っており、ご自身の肌の状態を客観的に把握したうえで、必要な場合にご提案する流れです。まずは保険診療で治療できる状態かどうかを診察で確認し、そのうえで自由診療が適している場合にご案内していますので、「保険か美容か分からない」という段階でも、まずはお気軽にご相談ください。
※美容皮膚科でのご相談・施術は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があります。
家族みんなで同じ皮膚科に通っても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。当院では、赤ちゃんからご高齢の方まで、幅広い世代の皮膚トラブルに対応しています。お子様の湿疹や水いぼの診療のついでに、付き添いの保護者の方ご自身の肌の相談をしていただくことも可能です。ご家族それぞれが違う症状であっても、同じクリニックでまとめてご相談いただけます。
何歳から皮膚科を受診できますか?
年齢の制限はなく、生まれたばかりの赤ちゃんからご相談いただけます。乳児湿疹やあせも、おむつかぶれといった赤ちゃん特有の肌トラブルにも対応しています。お子様の肌は大人と比べてデリケートなため、市販薬で様子を見るよりも、早めに診察を受けていただくほうが安心です。
保険診療と美容皮膚科は同じ日に受けられますか?
保険診療と自由診療(美容皮膚科)の併用はできません。同じ日に両方をご希望の場合は、事前にご相談ください。診察の中で、保険診療で対応できる症状か、自由診療での対応が適しているかを丁寧にご説明したうえで、ご案内する流れとなります。
ご自宅でできること(スキンケアの共通ルール)
年代を問わず、日々のスキンケアで心がけていただきたい共通のポイントがあります。当院がとくにお伝えしているのが「とにかくこすらない」ということです。洗顔や入浴のときにゴシゴシこすったり、かゆいところをかいたり、皮膚を強くタオルで拭いたりすると、赤みや色素沈着の原因になります。赤ちゃんのおむつまわりのケアも、お子様のあせもや湿疹のケアも、大人のかぶれのケアも、ご高齢の方の乾燥肌のケアも、この「こすらない」という考え方は共通です。
- こすらない:洗顔・入浴・タオルで拭くときは、やさしく押さえるように。ゴシゴシこするのは避けましょう。
- 保湿をする:入浴後はできるだけ早く、刺激の少ない保湿剤で肌を保護しましょう。
- 爪を短く整える:かゆみがあるとき、無意識にかいてしまうことで悪化することがあります。とくにお子様は爪を短く保つことが大切です。
- 紫外線対策:日焼けは肌の乾燥やバリア機能の低下につながります。年代を問わず、日焼け止めや帽子などで対策しましょう。
- 自己判断で市販薬を使い続けない:症状が改善しない、繰り返す場合は、自己判断で市販薬を使い続けず、早めにご相談ください。
セルフケアはあくまで治療の補助です。症状が続く場合や悪化する場合は、我慢せず医療機関にご相談ください。
受診の目安(こんなときはご相談ください)
以下のような場合は、早めのご受診をおすすめします。
- 赤ちゃんの湿疹やあせもが広がってきた、じくじくしてきた
- お子様のかゆみが強く、夜眠れない、園や学校生活に支障が出ている
- にきびが繰り返す、赤く腫れてきた、跡になりそうで心配
- 突然のじんましんやかゆみが続いている
- 皮膚にできものやしこりができ、大きくなってきた・気になる
- 帯状疱疹が疑われる痛みや発疹(片側にピリピリした痛みと赤い発疹)がある
- 市販薬を使っても症状がよくならない、繰り返す
いずれの場合も、自己判断で様子を見続けるよりも、皮膚科専門医による診察を受けていただくことをおすすめします。
よくあるご質問
Q. 兄弟姉妹で受診時間をずらしたほうがいいですか?
とくに時間を分ける必要はありません。同じ日にご家族お二人以上での受診も可能です。診察の順番などについてご不明な点があれば、お電話でお問い合わせください。
Q. 赤ちゃんを連れての受診でも大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。生まれたばかりの赤ちゃんの湿疹やあせも、おむつかぶれのご相談も承っています。心配な症状があれば、早めにご相談ください。
Q. 美容皮膚科の相談だけでも受診できますか?
はい、可能です。しみ・毛穴・たるみ・にきび跡などのお悩みについて、まずはカウンセリングでお話をうかがったうえで、ご提案する流れになります。美容皮膚科でのご相談・施術は自由診療(保険適用外)で、効果には個人差があります。
Q. ご高齢の家族の付き添いで、自分の肌も一緒に診てもらえますか?
はい、可能です。付き添いでいらした際に、気になる症状があればお気軽にお申し出ください。診察の状況によっては、あらためて日を改めてのご相談をお願いする場合もあります。
Q. どの症状がどの診療科(保険か美容か)にあたるのか分かりません。
症状によって迷われる場合も、まずはご相談ください。診察の中で、保険診療で対応できる皮膚の病気か、美容皮膚科での対応が適したお悩みかを丁寧にご説明したうえで、方針をご案内します。