ご家族での受診のすすめ
当院には、整形外科・リハビリテーション・再生医療・皮膚科・美容皮膚科があります。
つまり、ご家族それぞれの用事を、ひとつの場所で済ませられます。
膝が痛いお父さま、肌の相談をしたいお母さま、部活でけがをしたお子さん、骨密度が気になる祖父母。
別々の医院を回る必要がありません。
このページでは、実際にどう使っていただけるかをご案内します。
付き添う方の負担について
通院の負担は、ご本人だけのものではありません。
ご高齢の親御さんに付き添っておられる方、小さなお子さんを連れて来られる方——付き添う側にも、確実に負担がかかっています。
- 送迎の時間
- 待ち時間
- 説明を聞き、内容を覚えておくこと
- 仕事を調整すること
- これが、月に何度も続くこと
「自分が休みを取るしかない」という状況が続くと、通院そのものが難しくなります。
そして、通えなくなると、治療が止まります。
だから、まとめられるものはまとめます
ご家族でお越しになる場合は、ご予約の際にお申し出ください。 できるだけ続けてご案内できるよう調整します。
「親の付き添いで来たけれど、自分も相談したい」——これも、ぜひお申し出ください。別の日に来ていただく必要はありません。
ただし、混雑状況によってはお待ちいただくことがあります。 すべてを同じ日にまとめられるとは限りませんので、その点はご了承ください。
ご自身のことを、後回しにしないでください
付き添いで来られた方が、「そういえば」とご相談される——これは、実にたくさんあります。
- 腰が痛いけれど、親の通院で手一杯だった
- 肌のことが気になっていたが、時間が取れなかった
- 骨密度を測っておきたいと思いつつ、機会がなかった
ご家族の世話をしている方ほど、ご自身のことが後回しになります。
そして、その方が動けなくなると、ご家族の生活も止まります。
ついでで構いません。 「今日は付き添いだけのつもりだった」という日でも、遠慮なくお声かけください。
ご本人が来られない場合
ご家族だけでご相談いただくこともできます。
- 本人が受診を嫌がっている
- どう説得すればよいか分からない
- 来られる状態かどうか、判断がつかない
- 家で何をすればよいか知りたい
このようなご相談は、珍しくありません。
ただし、はっきりお伝えしておきます。
ご本人を診察せずに、診断や治療を行うことはできません。 お薬を出すこともできません。
それでも、できることはあります。
- 今の状態から、考えられることをお話しする
- 受診すべきかどうか、急ぐべきかどうかの目安をお伝えする
- 来院が難しい場合に、どんな選択肢があるかを一緒に考える
- ご家庭でできることをお伝えする
「相談してよいのか」と迷われる必要はありません。 受付でその旨をお伝えください。
世代をまたいだ情報が、役に立ちます
ご家族が同じ場所に通われると、診療の側でも見えることがあります。
体質は、受け継がれることがあります
- 骨の弱さ:ご家族に骨折された方がいると、リスクが上がります
- 関節の変形
- 皮膚の体質:アトピー、乾燥しやすさ、いぼのできやすさ、円形脱毛症
- 免疫が関わる病気
「親がそうだったから、自分も」と心配される必要はありません。 必ず同じようになるわけではありません。
ただ、知っておくと、対策を早められます。
親御さんの今が、ご自身の20年後の参考になります
親御さんが膝の痛みで歩きにくくなっているのを見て、ご自身の膝を気にされる方がいらっしゃいます。
それは、合理的な発想です。
同じ道をたどるとは限りません。 そして、今から手を打てば、違う道になる可能性があります。
診察でお伝えください
- ご家族に、骨折した方がいるか
- ご家族に、関節の病気の方がいるか
- ご家族に、皮膚の病気の方がいるか
「関係ないかもしれない」と思われても、お話しください。
ご高齢のご家族と、お越しになる方へ
説明を、ご家族にも共有します
ご本人が説明を聞き取りにくい場合、後で分からなくなってしまうことがあります。
ご一緒に聞いていただいて構いません。 また、要点をお伝えすることもできます。
お薬の管理について
- 飲めているか
- 飲みにくいものはないか
- 他の医療機関の薬と重なっていないか
お薬手帳をお持ちいただくと、確認できます。
「本人は飲んでいると言うが、実際は残っている」——こうしたことも、遠慮なくお伝えください。責める意図はまったくありません。 飲みやすい形に変えられることがあります。
転ばないために
ご家族から見て気づかれることがあります。
- 歩き方が変わった
- つまずくことが増えた
- 立ち上がりに時間がかかる
- 家の中で伝い歩きをしている
ご本人は自覚していないことが多くあります。 気づかれたことを、お伝えください。
お子さんとお越しの方へ
- 母子健康手帳、乳幼児医療証をお持ちください
- きょうだいをまとめて受診いただけます。ご予約の際にお申し出ください
- 保護者の方のご同伴をおすすめします(とくに初診)
- ベビーカーでのご来院についてはアクセス・地図をご覧ください
副院長は皮膚科専門医で、小児の皮膚を診てきた経験があります。 また、3児の子育てをしながら診療にあたっています。
「これくらいで受診してよいのか」と迷われるお気持ちは、よく分かるつもりです。
同じ日にまとめるための、段取り
まとめて受診するには、少し準備が要ります。 実務的なところをお伝えします。
ご予約のとき
- 「家族◯名で受診したい」とお伝えください
- それぞれの診療科(整形外科/皮膚科)
- それぞれの症状(簡単で構いません)
- 初診か、再診か
これが分かると、時間の組み方が変わります。
当日
- 受付は、まとめて行っていただけます
- 保険証は、全員分をお持ちください
- お子さんの医療証も忘れずに
- 待ち時間の長さは、人数と内容によります。 余裕を持ってお越しください
時間の目安
人数が増えるほど、当然、時間はかかります。
「1人30分だから、3人で90分」と単純にはいきませんが、それなりの時間をみておいてください。
とくに、初診の方が複数いる場合は、お時間をいただきます。
分けたほうがよい場合もあります
- 検査や処置が必要な方が複数いる
- リハビリを受ける方がいる(時間が固定されるため)
- どなたかが体調を崩している
「今日は無理をせず、日を分けましょう」とご提案することもあります。
診察室で、遠慮していただく必要はありません
ご家族が一緒だと、話しにくいことがあるかもしれません。
- 本人の前では言いにくいこと(生活の実態、飲めていない薬)
- 家族には知られたくないこと
- 見た目に関する悩み
別々にお話しいただくこともできます。 受付や診察室で、そうお申し出ください。
逆に、「本人だけでは心配だから、一緒に聞きたい」という場合も、遠慮なくどうぞ。
どちらの形でも構いません。 ご希望をお聞かせください。
よくあるご質問
Q. 家族で一緒に受診できますか?
できます。ご予約の際にお申し出ください。 ただし、混雑状況によってはお待ちいただくことがあります。
Q. 親の付き添いで行くのですが、自分も診てもらえますか?
もちろんです。 受付でお申し出ください。
Q. 本人が来られないのですが、相談だけできますか?
できます。 ただし、診察をせずに診断や処方を行うことはできません。 できる範囲でご相談に応じます。
Q. きょうだい2人を、まとめて診てもらえますか?
できます。ご予約の際にお伝えください。
Q. 家族の分の薬を、代わりに受け取れますか?
状況によります。 受付でご相談ください。
Q. 高齢の家族が、説明を理解できるか心配です。
ご一緒にお聞きください。 要点をお伝えすることもできます。
Q. 家族の病歴を、詳しく覚えていません。
分かる範囲で構いません。 お薬手帳や、他院の資料があればお持ちください。
この治療を受けられる前に(費用・リスク・自由診療について)
このページでご案内している治療のうち、次のものは自由診療(保険適用外)です。ご検討の前にご確認ください。
- PRP療法:自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、白血球除去型PRP(PRGF-Endoret®)110,000円/回(計3回が標準)、高用量PRP(Angel™ HD-PRP)330,000円/回(いずれも税込)。料金は1部位ごとに発生します(例:両膝にPRGFを3回で660,000円)。別途、MRI評価・血液検査の費用がかかります。主なリスクは注射部位の一時的な痛み・腫れ・熱感・内出血で、感染等のリスクは低いとされますがゼロではありません。治療効果には個人差があります。用いるPRP調製システムはいずれも国内で承認・認証を受けた医療機器です(Angel™ cPRP System 承認番号 30500BZX00054000/PRGF-Endoret® 認証番号 30500BZI00007000)。
- 幹細胞治療(MFAT・培養幹細胞):自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、MFAT 600,000円(1部位)/990,000円(2部位)、培養幹細胞治療 総額 2,200,000円(いずれも税込)。培養幹細胞治療は上記が総額で、MFATは別途、診察・検査の費用がかかります。症例によって追加の検査費用が必要となる場合がございます。主なリスクは脂肪採取部位の痛み・腫れ・皮下出血、関節投与後の腫れ・熱感、麻酔によるアレルギー(まれ)、培養工程での資材に伴うアレルギー(まれ)です。治療効果には個人差があります。MFATの調製には国内で承認を受けた高度管理医療機器「LIPOGEMS O キット」(承認番号 30400BZX00092000)を用います。なお、培養に用いる資材には国内承認を受けていないものを使用する場合があります。
- 入手経路・国内の承認状況:いずれも国内の正規流通経路で導入しています。医師の個人輸入は行っておりません。くわしくは当院の自由診療についてをご覧ください。