FAQ
よくある質問再生医療のよくあるご質問(FAQ)
再生医療(PRP療法・幹細胞治療・Bio-Mechano Therapy など)について、患者さんからよくいただくご質問をまとめました。ここでは全体に共通する内容をご案内しています。各治療の費用・リスク・使用する製剤などの詳しい内容は、それぞれの詳細ページをあわせてご覧ください。
なお、当院の再生医療はいずれも自由診療(保険適用外)です。まずは診察・画像評価で痛みの原因を見きわめたうえで、必要な方に適した治療をご提案します。無理に自費の治療をおすすめすることはありません。
治療についてのご質問
Q. 再生医療とは、どんな治療ですか?
ご自身の血液や脂肪に含まれる成分を用いて、傷んだ組織の修復をうながすことを目指す治療です。「薬やリハビリなどの保存療法」と「人工関節などの手術療法」の“あいだ”に位置する選択肢と位置づけています。当院ではPRP療法・MFAT(即日の脂肪由来幹細胞治療)・培養幹細胞治療(ADSCs)・Bio-Mechano Therapy(集束型体外衝撃波×PRP)を扱っています。
Q. PRP療法と幹細胞治療は何が違いますか?
PRP療法は、ご自身の血液から血小板を濃縮し、含まれる成長因子のはたらきで組織の修復をうながす治療です。幹細胞治療(MFAT・培養幹細胞)は、ご自身の脂肪から採取した細胞を用い、抗炎症・組織修復などのはたらきが期待されます。どちらが適しているかは、病態・進行度・ご希望をもとに整形外科専門医が判断します。
Q. 治療は1回で終わりますか?何回くらい必要ですか?
治療の種類によって異なります。高用量PRPやMFAT(即日の幹細胞治療)は1回の投与を基本とし、白血球除去型PRPは間隔をあけて複数回投与するのが標準です。培養幹細胞治療は、採取から培養(2〜4週間)を経て投与します。具体的な回数・間隔は診察時にご説明します。
→ 料金・治療の流れ
Q. 効果はいつ頃から感じられますか?
効果のあらわれ方には個人差があります。PRP療法では、治療後おおむね1〜4週間後から痛みの軽減を感じ始める方が多いとされ、治療終了後3ヶ月が効果判断のひとつの目安です。治療の種類や病態によって異なるため、診察時に目安をお伝えします。
Q. 効果はどのくらい続きますか?
効果の持続期間にも個人差があり、治療の種類・病態・生活習慣などによって異なります。運動療法やリハビリを併用することで、より良い経過が期待できる場合があります。診察時に見通しをお伝えします。
Q. 必ず効果がありますか?
すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。BMIが高い方や関節の変形が高度な方などは、効果が出にくい場合があります。当院では診察・画像評価のうえで適応を見きわめ、効果が期待しにくいと考えられる場合はその旨を正直にお伝えします。
安全性についてのご質問
Q. なぜ「自分の血液や脂肪」を使うのですか?
ご自身の血液や脂肪から採った成分・細胞を用いるため(自己由来)、他人由来の材料に比べて、アレルギー反応や拒絶反応、感染のリスクが低いとされています。これが、自己由来の再生医療の大きな特徴のひとつです。
Q. 副作用はありますか?
自己由来の治療のためアレルギーや感染のリスクは低いとされていますが、ゼロではありません。注射・採取部位の一時的な痛み・腫れ・熱感・内出血などが生じる場合があります。脂肪を採取する治療(MFAT・培養幹細胞)では、採取部位に一時的な痛み・皮下出血が出ることがあります。治療ごとの具体的なリスクは各詳細ページに記載しています。
Q. 感染やアレルギーの心配はありませんか?
ご自身の組織を用いるため、これらのリスクは比較的低いとされています。当院は院内の細胞加工施設(特定細胞加工物製造施設として届出済み)で、清潔な操作・品質管理を行い、安全性に配慮した治療を提供しています。ただし、いかなる医療行為もリスクをゼロにはできません。気になる症状があれば担当医にご相談ください。
Q. 治療前に伝えておくべきことはありますか?
服用中のお薬は、治療前にすべてお伝えください。NSAIDs(消炎鎮痛剤)や抗血小板薬・抗凝固薬は、血小板のはたらきや出血に影響することがあり、治療内容によっては事前の休薬調整が必要になる場合があります。
適応(受けられるかどうか)のご質問
Q. 高齢でも受けられますか?年齢制限はありますか?
注射のみの日帰り治療(PRP療法など)は、ご高齢の方でも身体的な負担が比較的小さい治療です。脂肪を採取する幹細胞治療には年齢の目安があり、当院では85歳未満を対象としていますが、最終的には医師が総合的に判断します。まずは診察でご相談ください。
Q. 関節の変形が進んでいても受けられますか?
変形の程度によって、適した治療が変わります。初期〜中等度では白血球除去型PRP、骨の病変を伴う場合や中等度以降では高用量PRP・MFAT・培養幹細胞など、病態に応じて選択します。ただし変形が高度な方(進行した変形性関節症)では効果が出にくい場合があり、その際は他の治療をご提案することもあります。画像評価のうえで判断します。
Q. どんな場合に受けられませんか?
たとえば、悪性腫瘍がある方や治療中の方、明らかな感染症・発熱がある方、出血傾向のある方、コントロール不良の全身疾患がある方、妊娠中・授乳中の方などは、治療をお受けいただけない場合があります。詳しい除外基準は各治療の詳細ページに記載しています。最終的には診察のうえで医師が判断します。
→ 除外基準の詳細はPRP療法・幹細胞治療の各ページをご覧ください。
費用・保険についてのご質問
Q. 再生医療は保険が使えますか?
PRP療法・幹細胞治療などの再生医療は、原則として自由診療(保険適用外)で、全額自己負担です。費用は治療ごとに異なります。標準的な費用は料金・治療の流れをご覧ください。
Q. 医療費控除の対象になりますか?
医療費控除の対象となる場合があります。確定申告の際にご活用いただける可能性がありますが、対象となるかどうかは個々のご事情によって異なります。詳しくは所轄の税務署等でご確認ください。当院でも受付・診察時にご案内します。
Q. 支払い方法は?分割払いはできますか?
現金・各種クレジットカードに対応しています。分割払いの可否は受付にてご確認ください。
Q. 保険診療と自費の再生医療を同じ日に受けられますか?
保険診療と自由診療の再生医療を同じ日に行うことはできません。ただし、初回から自由診療の「再生医療初回カウンセリング」としてご受診いただくことは可能です(カウンセリング料 5,500円/治療を行うことが決まった場合は無料となります)。また、保険診療の整形外科と美容医療、保険診療の皮膚科と整形外科の再生医療といった組み合わせは、同じ日でもお受けいただけます。
通院・日常生活についてのご質問
Q. 治療当日に控えたほうがよいことはありますか?
治療内容によって異なりますが、激しい運動・長時間の入浴・サウナ・飲酒などは当日は控えていただくことが多いです。具体的な注意事項は治療内容により異なるため、診察時にご説明します。
Q. お酒は飲んでよいですか?
治療当日の飲酒は控えていただくようご案内しています。詳しくは担当医にご確認ください。
Q. 入浴はできますか?
注射のみの治療では、当日の長時間の入浴・サウナを控えていただくことが多く、シャワー程度は差し支えない場合があります。脂肪を採取する治療では、医師の許可までシャワーのみとしていただくなど、術後の過ごし方をご説明します。詳しい可否は治療内容・経過により異なりますので、担当医の指示に従ってください。
Q. 仕事はいつから復帰できますか?運動はいつから再開できますか?
注射のみの治療(PRP療法など)では、デスクワーク等は当日から可能なことが多く、激しい運動は数日控えることを推奨します。脂肪を採取する治療(MFAT・培養幹細胞)では、採取部位への負担を避けるため、術後しばらくは無理をしないでいただきます。スポーツ復帰など具体的な時期は、病態により異なるため整形外科専門医にご相談ください。
Q. リハビリは必要ですか?
病態によっては、運動療法やリハビリを併用することで、より良い経過が期待できる場合があります。当院は理学療法士と連携し、必要に応じて運動療法をご提案します。
他院との違い・受診についてのご質問
Q. まずは保険診療から相談してもよいですか?相談だけでも大丈夫ですか?
もちろんです。無理に自費の治療をおすすめすることはありません。まず保険診療で受診いただき、診察のうえで保存的な治療が適していると考えられる場合は、その旨をお伝えします。再生医療についても、ご相談だけでも問題ありません。
Q. 他院でPRPを受けましたが、効果を感じませんでした。相談できますか?
はい。当院ではまず正確な診断から始めます。診察・レントゲン・MRIを通して、今の症状の原因が何であるかを正確に評価することを大切にしています。そのうえで、これまで受けた治療が病態に適していたかを含めて見直し、選択肢をご提案します。
Q. 治療を受けるかどうか、決めていなくても受診できますか?
はい。当院では、診察・画像評価で痛みの原因を見きわめたうえで、必要な方にだけ適した治療をご提案します。保存的な治療が適していると考えられる場合は、その旨をお伝えします。ご不安な点は診察時に遠慮なくお尋ねください。
この治療を受けられる前に(費用・リスク・自由診療について)
本ページは再生医療全体のよくあるご質問をまとめた案内ページです。各治療の費用・リスク・使用する医薬品/医療機器の詳細は、それぞれの詳細ページおよび料金・治療の流れのページに記載しています。ここでは概要を示します。
- ① 自由診療である旨と標準的な費用:当院の再生医療(PRP療法・MFAT・培養幹細胞治療・Bio-Mechano Therapy)は、いずれも自由診療(保険適用外)で全額自己負担です。費用は治療ごとに異なり、別途、画像評価などの費用が必要になる場合があります。各治療の標準的な費用は料金・治療の流れをご覧ください。
- ② 主なリスク・副作用:注射・採取部位の痛み・腫れ・内出血・感染などが生じる場合があります。治療効果には個人差があり、すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。治療ごとの具体的なリスクは各詳細ページに記載しています。
- ③ 未承認の医薬品・医療機器を用いる場合がある旨:再生医療等の一部では、国内で医薬品・医療機器として承認されていないものを用いる場合があります。該当する治療については各詳細ページにその旨を記載しています。
- ④ 入手経路・国内の承認状況・諸外国での承認状況等:使用する製剤・機器の入手経路、国内での承認の有無、諸外国での承認状況等は、各詳細ページおよび当院の自由診療についてに記載しています。
当院は、再生医療等の安全性確保等に関する法律にもとづき、厚生労働省に再生医療等提供計画を提出し、受理された施設です(第2種再生医療等:多血小板血漿(PRP)PB7250013/第3種再生医療等:多血小板血漿(PRP)PC7250005/第2種再生医療等:微小細断脂肪組織(MFAT)PB7250025/第2種再生医療等:培養脂肪由来幹細胞(ADSC)PB7250015)。