脂肪幹細胞バンク(凍結保存)
将来、また再生医療を受けたくなったとき、そのたびに脂肪を採取して培養するのは、費用も体への負担もかかります。脂肪幹細胞バンクは、培養幹細胞治療(ADSCs)の際に製造した細胞の一部を凍結保存しておき、次回以降に備える仕組みです。
健康寿命を見すえ、「いま元気なうちに、将来の自分のために細胞を預けておく」という考え方です。
脂肪幹細胞バンクとは
培養幹細胞治療では、ご自身の皮下脂肪から幹細胞を分離・培養します。その際に製造した細胞の一部を、低温(液体窒素・-150℃以下)で凍結保存するのが脂肪幹細胞バンクです。
- 2回目以降の治療では、あらためて脂肪採取・培養を行う必要がありません。
- 採取・培養のための通院や体への負担を抑えられます。
- 保存した細胞は、必要なタイミングで解凍し、関節への投与などに用います。
※ 細胞の保存・品質は、委託の細胞培養加工施設の管理基準にもとづいて行われます。保存後の細胞の状態・投与の可否は、その時点での品質確認のうえで判断します。
こんな方に
- 培養幹細胞治療を受ける予定があり、将来の再投与にも備えたい方
- いまの年齢の細胞を保存しておきたいと考える方
- 関節のケアを、長い目で計画的に考えたい方
費用について
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 凍結保存(ADSCs) | 培養幹細胞治療の総額に含まれます |
| 培養幹細胞治療(ADSCs) | 2,200,000円 |
いずれも自由診療(保険適用外)です。初診・再診料、MRI評価の費用は別途かかります。くわしくは再生医療の料金・治療の流れをご覧ください。日本国外にお住まいの方は料金が異なります。
この治療を受けられる前に(費用・リスク・自由診療について)
脂肪幹細胞バンク(培養ADSCsの凍結保存)は、自由診療(保険適用外)です。
- ① 自由診療である旨と標準的な費用:本サービスは自由診療です。費用は培養幹細胞治療の総額に含まれます(料金ページ参照)。
- ② 主なリスク・副作用:脂肪採取に伴うリスク(培養幹細胞治療と共通)のほか、保存後の細胞が品質基準を満たさず再投与に使用できない場合があります。
- ③ 未承認の医薬品・医療機器を用いる場合がある旨:培養・保存に用いる資材等には、国内で承認されていないものを使用する場合があります。
- ④ 入手経路・国内の承認状況・諸外国での承認状況等:使用する資材の入手経路・国内外の承認状況等は各詳細ページおよび当院の自由診療についてに記載します。