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夏だけじゃない!冬シーズンの汗との付き合い方

公開日: 皮膚科・美容皮膚科

❄️冬でも「汗」が気になる? — 冬の多汗症ってどうして起きるの?

寒いはずの季節でも、厚着やストレスで“こもった熱”が生まれたり、体温調節のズレ・自律神経の影響で汗が出ることがあります。さらに、厚着でムレやすくなると局所的に汗の不快感やにおいが強く感じられ、冬でも“多汗で辛い”という訴えは珍しくありません。季節を問わず悩む方が多いので、冬の対策も重要です🙆‍♀️


🧭冬の多汗症に効く代表的な選択肢

1.外用剤(制汗のための外用薬) — 比較的手軽に始められます。

2.ボトックス注射(脇ボトックス) — 効果がしっかり出る選択肢。数ヶ月持続します。

3.その他(イオントフォレーシス、手術など) — 場合によって検討。

当院では、まずは患者さんの症状レベルやライフスタイルを伺ったうえで、安全で続けやすい治療からご提案しています☺️

💧 エクロック®ゲル(外用薬) — まず試しやすい「塗る治療」

エクロックゲル5%の基本情報 | 科研製薬 医療関係者向け情報 KAKEN Medical Pro

•ソフピロニウム臭化物を主成分とする、腋窩(わき)の原発性多汗症向け外用薬です。就寝前に1日1回わきに塗るタイプで、継続使用で発汗量が減ることが期待できます。

•メリット:保険適用の選択肢があり、注射よりハードルが低い・自己管理しやすい点が魅力です。臨床試験で有効性が示されています。

•注意点:塗布部の発赤・かゆみなどの局所反応が出ることがあります。まれに全身の抗コリン様の副作用(口渇、目のかすみ、排尿困難など)が報告されているため、緑内障や前立腺肥大などの既往がある方は事前に医師と相談してください。効果判定は数日〜数週間をみることが一般的です。

💉脇ボトックス注射 — 確実に「汗を減らしたい」人向けの選択肢

•脇の汗をコントロールする神経(交感神経)に働きかけることで、汗腺の活動を落ち着ける注射治療です。

•メリット:多くのクリニック報告で注射後2〜14日で効果が出始め、3〜6ヶ月程度持続することが多く、ワキ汗や脇のにおいをしっかり抑えたい方に向きます。日常生活の制限が少なく、ダウンタイムは比較的短いです。

•注意点:注射部位の痛み・内出血・一時的な筋力低下(非常に稀)などがあり、効果の持続期間は個人差があります。費用はクリニックにより自費扱いが多い点も事前に確認してください。


🔄どちらを選べばいい?(目安)

•「まずは手軽に始めたい」「保険内で治したい」

エクロック®ゲルを1〜2か月試すのが現実的です。

•「今すぐしっかり汗を抑えたい」「スポーツや仕事で汗が重大な問題」

腋ボトックス注射が即効性・高い満足度の点でお勧めです。

多くの専門ガイドラインでも、外用治療で効果不十分な場合にボトックスなど次のステップを検討する流れが示されています。


🛡️安全性と禁忌について

エクロック®ゲル

閉塞隅角緑内障や前立腺肥大の既往がある方は禁忌や注意が必要です。また塗布後は手に薬剤が残らないよう扱いに注意し、目に入らないようにすること。副作用が出たら速やかに受診を。

ボトックス

妊娠中・授乳中の方や、神経筋接合部の疾病(重症筋無力症など)がある方は事前に医師とよく相談してください。注射後の感染予防や過度なマッサージは避けるなどの注意があります。


🌟 さいごに

冬は「寒い」だけでなく、厚着やストレスでかえって汗の悩みが強まる季節です。

「冬なのに汗で困っている」という方はお気軽にご相談ください 😊

日常のストレス・服装の工夫で改善する方もいれば、薬や注射で生活の質がぐっと上がる方も多くいらっしゃいます。

エクロック®ゲル・腋ボトックス、それぞれのメリット・デメリットをきちんと説明したうえで、一緒に最適なプランを決めましょう 

最新情報はInstagramをご確認ください👇💕

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