Foot 足でお悩みの方

足は、立つ・歩く・走るなど、日常のすべての動作を支える大切な部位です。足部の痛みや変形は、歩行のバランスを崩し、膝・股関節・腰にも影響を及ぼします。当院では、再生医療を含めた最新の治療法により、根本的な改善を目指します。

主な症状

足に関するトラブルでは、以下のような症状が見られます。

  • 歩くと足首やかかと、足の甲が痛む
  • 長時間の歩行や立ち仕事で足が疲れやすい
  • 朝起きた時に足の裏に鋭い痛みがある(特に一歩目)
  • 足首を捻った後に腫れや不安定感が続いている
  • 外反母趾や足指の変形が進行している
  • 靴が合わずに痛みやタコ・ウオノメができやすい

原因

足の障害は、以下のような原因により発生します。

  • 長時間の立ち仕事や歩行による負担の蓄積
  • 運動中の捻挫や過度な衝撃
  • 靴の形状や歩き方のクセによる不均等な荷重
  • 加齢や筋力の低下、足裏のアーチ構造の崩れ(扁平足など)
  • 肥満や全身疾患(糖尿病・関節リウマチなど)

代表的な足の疾患

足関節捻挫・靭帯損傷

スポーツや日常動作で起こりやすく、軽度でも適切な処置を行わないと「捻挫ぐせ」や慢性の不安定性につながることがあります。

足底腱膜炎

かかとの内側から土踏まずにかけて炎症が起きる疾患。特に朝起きた時の「一歩目」の痛みが特徴的です。

外反母趾

足の親指が小指側へ曲がることで関節が突出し、痛みや靴の圧迫による炎症を起こします。進行すると歩行困難に。

アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎

ふくらはぎの筋肉と踵をつなぐアキレス腱に炎症が生じ、歩行時や運動後に痛みが出ます。

扁平足(偏平足)・開張足

足裏のアーチ構造が崩れ、長時間歩くと疲れやすくなったり、痛みを感じることがあります。

中足骨疲労骨折・モートン病・有痛性外脛骨など

足の甲や足裏の神経・骨・靭帯に由来する疾患も多く、詳しい診察が必要です。

治療方法

当院では、足部のトラブルに対して症状・原因を明確にし、再発予防を見据えた治療を行っております。特に再生医療による先進的なアプローチも導入しています。

保存療法(手術をせずに改善を目指す治療)

内服薬・湿布の処方

痛みや炎症を抑えるための薬を使用し、負担を軽減します。

物理療法・理学療法(リハビリテーション)

足部の筋力や柔軟性を改善し、バランスや歩行機能の回復を図ります。

インソール(足底板)療法

オーダーメイドの足底板により、足のアライメントを調整し、荷重バランスを最適化します。

テーピング・サポーター

足関節の固定や支持により、捻挫や疲労の予防・改善を図ります。

再生医療(当院の専門治療)

足の治療においても、PRP療法や幹細胞治療は非常に有効です。特に、慢性化した足底腱膜炎やアキレス腱障害、靭帯損傷後の回復促進に高い効果が期待されています。

PRP療法(多血小板血漿療法)

自身の血液から抽出した血小板を患部に注入し、自然治癒力を活性化。慢性的な炎症や軟部組織損傷の回復を助けます。

幹細胞治療(自己脂肪由来)

自分の脂肪から採取した幹細胞を患部に注入することで、組織の修復や再生を促進。特に難治性のアキレス腱障害や足底腱膜炎などに適応されます。
※ 再生医療は自由診療(保険適用外)です。詳細はカウンセリング時に説明いたします。

手術療法(保存療法で改善がみられない場合)

当院では、クリニック内での手術は行なっておりません。手術をご希望の患者様、あるいは保存治療で十分な効果が得られず手術での症状軽減が期待できる患者様は、治療実績と医学的根拠を兼ね備えた病院へ紹介させて頂きます。

外反母趾手術、足底腱膜切離術、靭帯再建術、人工足関節置換術など

重度の変形や機能障害に対して、患者様の症状に応じた適切な術式を選択いたします。

足の痛みでお困りの方へ

「いつもの疲れかな」「靴のせいかも」と見過ごされがちな足の不調。早期の対処が、将来的な歩行機能の維持につながります。
再生医療など最新の治療法に興味のある方も、まずはお気軽にご相談ください。当院が全力でサポートいたします。

Tenjin Toya Clinic

天神トオヤクリニック

〒810-0004 福岡市中央区渡辺通5-24-32
FPG links TENJIN MINAMI 5F

地下鉄七隈線 天神南駅 1番出口から徒歩1分

整形外科
診察時間
09:30~13:00(最終受付 12:30)
14:00~17:30(最終受付 17:00)

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※ 水曜日:代診医となることがございます(午後は再診のみ)